大獣医療展でガッツリ勉強してきました

お久しぶりに院長です（筆不精発動です）

 

今日から涼しくなり、秋に突入する頃ですね

 

先週は臨時休診させていただき、泊りがけで「大獣医療展」というのに

参加してきました。

 

臨時休業を知らずに来院なさった患者様にはとてもご迷惑おかけしました

すみません

 

が、ちゃんと新しい知識を学んできました

 

今回は感染症、皮膚病について特に多くの講義を受け

新しく、有用な情報を教えていただきました

 

この情報を今後の診察に役立てていきたいと思っております

 

 

しかし、今回の講義のお話でやはり「かなり耐性菌が増えてきている」ということを実感しました

 

感染症の未来予想として

２０１３年の感染症の死亡者が　　２５００００人　なのに対し、このままでは

２０５０年には死亡者が　　　１０００００００人　になってしまう

ということでした

 

これは、癌で亡くなる方より、感染症で亡くなる方の方が多くなるという状態らしいのです

 

衝撃です

 

感染症の増加の原因としてはやはり耐性菌の増加が関与しています

 

たしかに日々の診察の中でも、耐性菌に出会うことはたびたびあります

 

今後耐性菌を増やさないためにも、抗生物質の正しい使いどころと、使い方をさらに徹底して

感染症と戦っていかなくてはならないと実感

 

院内の除菌状態をさらにパワーアップするためにも、新しい清浄化ディフューザーや、

治療効果の向上のため新しい抗菌治療薬などを導入しました（これは皮膚病にもかなりの効果が期待できそうです）

 

飼い主様方は、処方された抗生物質などのお薬は指示された量、回数をきちんと守り、

途中で止めたりしないことが耐性菌を作らないことに繋がりますのでよろしくお願いします

 

 

 

会場は横浜だったのですが、一日中講義きいてて、

久々の横浜もち～っとも遊べんかったし、

おいしいランチもおあずけでした